学名:Bursera Gravveolens 和名:パロサント
一般的に、そのアロマテラピー効果は精神安定の効果があるとされています。 パロサントは香木としてだけでなく、南米の先住民族に伝わる 伝統的なナチュラルメディスン(民族植物薬)に使用される最も重要な樹木の一つです。
風邪や喘息といった呼吸器系の他に、偏頭痛や筋肉痛などの鎮痛作用もあり、 発熱や感染症、皮膚病、関節炎の治療のために使用されてきました。
中国では白檀の様に用いられ、非常に高価で取引されており、丸玉にして念珠にもされています。 英語ではHoly Wood とも呼ばれます。和名では、本緑壇です。
かつてのインカ帝国では、この木は「聖なる棒=神の樹」と呼ばれ、 火を点けると立ち昇る甘く芳しい煙は、“場を清め、悪い精霊を追い払い、 良い精霊を招き入れる”といわれています。
代々、アンデスのシャーマンが大切にしてきました。 現在もシャーマンがヒーリングや儀式で場を清める際に使用しています。 教会などで使われているところもあるようです。
その心地良い香りは、意識しなくても深い呼吸を促進してくれます。 そうして心身をリラックスさせることで、身体のエネルギーの流れを良くしてくれます。
バニラのような甘い香り・・・でももう少し森の香がします。 すがすがしい気分にさせてくれます。思わず深呼吸をしたくなるほどです。 香道の世界では「百楽香」と呼ばれ、すっきりした甘い香りが“爽やかな乳香”のよう、と評されています。
「パロサント」は南米中央のアンデス山脈(ペルー)のごく限られた地で育ち、 生育がとても遅いため乱獲による絶滅が危惧されています。
2008年にワシントン条約により貴重な香木の保護が始まりました。 現在はその香りのエネルギーから世界的に人気が高まり、 さらに規制が厳しくなっております。
香りで癒されたいあなたへ。 クリアなエネルギーをチャージしたいあなたへ。 心身をリラックスさせたいあなたへ。 自分の身体の中にネガティブエネルギーがたまっているように感じるあなたへ。
パロサントブレスレットは、水晶クラスター、音での浄化に適しています。