モース硬度とは?石の名前一覧でチェック!

海音 えな

こんにちは。スピリチュアルトレーナー兼バイヤーの海音 えなでございます。
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モース硬度とは?

モース硬度とは、この尺度を考案したドイツの鉱物学者、フリードリッヒ・モースの名前に由来しています。

モース硬度とは、主に鉱物の硬さを判断する基準のひとつで、AとBの鉱物をこすり合わせたり、引っかいたりしてどちらに傷がつくかということを示したものです。
「たたいて壊れるかどうか」の基準ではありません。

このモース硬度では、一番硬いダイアモンドを10として10段階に表記しています。

例えば、水晶は硬度7ですが、これに他の鉱物をこすり合わせた時、お互いに同じくらい傷がつけば、この鉱物の硬度は7となります。

また、数値には開きがあり、硬度1と2が純粋に倍の硬さ、というわけではありません。

ここでは、たくさんある石の中から海音でお取り扱いすることが多い石を取り上げます。
石の中には、内包物の関係で硬度に揺らぎがある場合もあります。

ここでは、おおよその数字に当てはめてご提示させていただきます。
「一緒に保管したら、傷がつくかもしれない」など、お迎えのひとつの目安として、ご参考にしてくださいませ。

モース硬度

【モース硬度 1】

タルク(滑石、ろう石)

【モース硬度 2】

ジプサム(石膏、セレナイト)

【モース硬度 3】

カルサイト(方解石)
ロードクロサイト(インカローズ、菱マンガン鉱)
クリソコラ(珪孔雀石)
アズロマラカイト
セレスタイト(天青石)
エンジェライト

【モース硬度 4】

蛍石(フローライト)
カイヤナイト(藍晶石)
アポフィライト(魚眼石)
ラリマー(曹灰針石)

【モース硬度 5】

燐灰石(アパタイト)
オブシディアン(黒曜石)
チャロアイト
ターコイズ(トルコ石)
モルダバイト
スギライト(杉石)

【モース硬度 6】

サンストーン(日長石)
ラブラドライト(曹灰長石)
ムーンストーン(月長石)
ロードナイト(バラ輝石)
オパール(蛋白石)

【モース硬度 7】

水晶
ルチルクオーツ(金紅石)
アメジスト(紫水晶)
スモーキークオーツ(煙水晶)
ローズクオーツ(紅水晶)
モリオン(黒水晶)
シトリン(黄水晶)
クリソプレーズ(緑玉髄)

【モース硬度 8】

トパーズ(黄玉)
スピネル(尖晶石)
ベリル(エメラルド、アクアマリンモルガナイト、ヘリオドールなど)

【モース硬度 9】

アレキサンドライト(アレキサンドル石)
コランダム【ルビー(紅玉)サファイア(青玉、鋼玉)

【モース硬度 10】

ダイアモンド(金剛石)

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